【ニュース】 京浜急行電鉄とJR東日本、品川駅街区地区の開発計画で都市計画手続き開始 東京都港区

2023.08.30
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)と東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)は、両者が事業主体となる品川駅街区地区の開発計画(東京都港区)で、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画に関する都市計画手続きが開始されたと発表した。

同計画地は、東京都の「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020」で、駅の乗換えや駅と周辺地区との歩行者ネットワークの強化など、国際競争力を高める取り組みにより、「これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川」の形成が求められているエリア。

今後、同計画は東京圏国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとして、内閣総理大臣による区域計画の認定に向け、東京都都市計画審議会や国家戦略特別区域会議等の手続きが進められる予定。

また同計画では、高輪築堤跡第7橋梁部(国指定史跡)の保存管理・活用に取り組むなど、まちづくりと文化財保護の両立を図る。
調査の結果、埋蔵文化財が出土した場合は、文化財保護法等関係法令に則り適切に対応するという。

計画所在地は東京都港区高輪3丁目・港南2丁目各地内。
敷地面積は全体で約3万3,500㎡、延床面積は全体で約37万4,300㎡。
主要用途は事務所・店舗・駅施設・駐車場・宿泊施設・集会場など。