【ニュース】 西鉄国際物流事業本部、「にしてつ関東ロジスティクスセンター」を2024年1月に開設予定、関東の物流拠点拡大 千葉県習志野市

2023.08.07
西日本鉄道国際物流事業本部(東京都中央区、宇高圭一本部長)は、関東の物流拠点拡大のため、「にしてつ関東ロジスティクスセンター」(千葉県習志野市)を2024年1月(予定)に開設する。

同施設は、東関東自動車道「湾岸千葉」ICより車で約7分の立地。
関東域内の集配送に加え、羽田空港・成田空港・横浜港・東京港から40km圏内にあることから、航空・海上輸送サービスの提供に適した立地だという。
延床面積は約2万㎡で、同社国内物流拠点のフラッグシップと位置付けている。

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同施設では、半導体などの精密機器の保管や冷蔵倉庫による対応や、顧客に代わって各作業を行うフルフィルメントセンターとしての機能など、多様で付加価値の高いサービスを提供。

さらに、同社グループの西鉄物流株式会社(千葉県市川市、田川祥弘社長)と協働し、関東エリアの集配送での将来のトラック配送網の拠点化を目指す。
グループ連携により、航空・海運・ロジスティクス・国内輸送が一気通貫した、きめ細かなサービスを提供するという。

また、「物流の2024年問題」への対応を図るため、集配トラックの適正な運行管理を行うほか、AIを活用した保管ロケーション管理、無人搬送ロボットの活用なども行う。
合わせて、太陽光パネルの設置によるクリーンエネルギーの活用、環境に優しいリチウムイオンバッテリー搭載のフォークリフトの運用拡大などを進めるほか、従業員のリフレッシュスペースや女性用パウダーコーナーなども整備するとしている。

「にしてつ関東ロジスティクスセンター」の所在地は千葉県習志野市茜浜2丁目4番。
敷地面積は8,844㎡、延床面積は1万9,322㎡、倉庫は1万6,908㎡、事務所等は1,188㎡。
構造・規模は一部鉄筋コンクリート造・4階建、耐震設計。
開設日は2024年1月予定。