【ニュース】 積水ハウス ノイエ、積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」で標準採用している技術「基礎ダイレクトジョイント構法」と「高強度耐力壁」を導入 大阪府大阪市

2023.08.01
積水ハウスグループで戸建住宅のセカンドブランドを販売する積水ハウス ノイエ株式会社(大阪市北区、出向永典社長)は、積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」で標準採用している技術「基礎ダイレクトジョイント構法」と「高強度耐力壁」を2023年8月1日より導入する。

「基礎ダイレクトジョイント構法」は、木造住宅の弱点とされていた接合部でその強さを発揮するもの。
土台を使わず、基礎と柱を専用の構造用金物で直接緊結することで、どの方向からの力にも均質な強さを発揮し、柱の抜けや倒壊が起きづらい「安全・安心」で強い構造体が実現したという。
積水ハウス ノイエは、積水ハウスが2004年より木造住宅「シャーウッド」で培った「基礎ダイレクトジョイント構法」を導入することで、耐震性の向上を実現するとしている。

また「耐力壁」については、これまでも一般的な木造住宅の耐力壁より厳しい評価基準で設計してきたが、「基礎ダイレクトジョイント構法」の導入により、「高強度耐力壁」を活用、プランによっては大きな開口(窓)がとれるなど、提案力もアップさせるとしている。

なお、今回の「基礎ダイレクトジョイント構法」の導入に伴い、積水ハウス ノイエでは、これまで提携先のプレカット会社で行ってきた部材加工について、生産体制を変更。
これにより、設計から構造計算、生産、施工、アフターサービスまでを積水ハウスグループが一貫して取り組む形へと変更し、一層の品質向上に努めるという。
コンパクトな住宅を安全で経済的につくる積水ハウス ノイエの長所を活かしながらマーケットに訴求、2025年度には年間1,000棟ベースへの成長へと規模拡大を目指すとしている。