【ニュース】 太郎左衛門産業、ジェクトワンの空き家活用サービス「アキサポ」の事業スキームを活用し、築60年以上の空き家物件を再生、障がい者向け共同生活支援グループホームとしてオープン 愛知県名古屋市

2023.07.28
太郎左衛門産業株式会社(愛知県半田市、神谷美子代表)は、名古屋市中川区に所在する築60年以上の木造瓦葺き2階建の空き家物件を再生、株式会社クリーンメンテナンス(名古屋市天白区、宮橋裕次郎代表)が運営する障がい者向け共同生活支援グループホーム「こだまのいえ春田」として2023年7月にオープンした。

同取り組みは、不動産の売買・賃貸・仲介と空き家活用事業を展開する株式会社ジェクトワン(東京都渋谷区、大河幹男代表)が提供する空き家活用サービス「アキサポ」の事業スキームを活用したもの。

同物件は、所有者が親から相続したものの、1年以上空き家となっており、窓ガラスを割られて不法侵入されることもあり、周辺住人へ迷惑をかけないようにするため、所有者は家の管理に苦労していたという。
家族の思い入れがある家のため、売却はしたくないものの、大きな負担となっていた空き家の管理を解消し、地域貢献のために空き家を活用したいという想いから、「アキサポ」に相談があったとしている。

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アキサポネットメンバーの太郎左衛門産業が現地調査を行ったところ、同物件の周辺エリアは閑静な住宅街となっており、また最寄り駅のJR関西本線「春田」駅は、名古屋まで2駅と交通の便も非常に良いことから、社宅やグループホーム等へと活用を検討。

様々な活用用途の中から、「地域貢献をしたい」という所有者の意向も踏まえ、障がい福祉サービスを手掛けるクリーンメンテナンスが運営する障がい者向け共同生活支援グループホームとして生まれ変わる運びになったとしている。

空き家の再生にあたっては、「アキサポ」の事業スキームにより、物件のリノベーション工事は太郎左衛門産業による全額費用負担で行った。
また、所有者からは「空き家状態が解消され、希望であった地域貢献性の高い活用法が実現してよかった。長い期間活用してほしい。」とのコメントも寄せられているという。

障がい者向け共同生活支援グループホーム「こだまのいえ春田」の所在地は名古屋市中川区春田四丁目201番地、交通はJR関西本線「春田」駅より徒歩9分。
構造・規模は木造瓦葺き・2階建。
築年は1961年新築(月日不詳)。