【ニュース】 業務用プレハブ冷蔵庫製造のたつみ工業、「かずさアカデミアパーク」内で新工場「木更津プラント」を竣工、物流センターなどの需要増に対応 千葉県木更津市

2023.07.07
業務用プレハブ冷蔵庫の製造・組立・施工などを手掛けるたつみ工業株式会社(川崎市幸区、岩根弘幸代表)は2023年7月6日、「かずさアカデミアパーク」(千葉県木更津市)内で新工場「木更津プラント」を竣工した。

同新工場は、敷地面積4万3,377㎡、工場・事務所棟で構成。
ドイツの世界的化学メーカー・BASF社と共同プロジェクトを推進、世界初処方(同社調べ)のHFO不燃断熱パネルを採用したほか、同じくドイツの世界最大手メーカー・HENNECKE-OMS社の金属サンドイッチパネル連続ラインを国内で初導入した。

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大型冷凍冷蔵倉庫は、通常40年超で建て替えが行われるが、元々建設費がかかる上、近年は建設費高騰等により建て替え、整備が遅れているのが実態だという。

同新工場では、需要が旺盛な物流センター、大型冷蔵冷凍倉庫、半導体のクリーンルーム工場などでの採用を目指し、初年度は10億円、次年度以降は20億円以上の売上を目指す。
今後は、大量の電力を消費するデータセンターの冷却や医療向けの大型冷蔵倉庫なども視野に、営業を展開するという。

また同新工場では、建屋の外観、就労時や休憩時の心地よさ、作業環境の良さににもこだわり、往来の工場の「きつい」「汚い」「危険」のイメージを払拭、離職率対策と新規募集人員の確保に繋げるとしている。