【ニュース】 大谷大学、2012年より発売しているオリジナルブレンドコーヒーをリニューアル、学生会が中心となり、ブレンドからネーミング・パッケージデザインまでを一貫して制作した「尋珈琲」を7月1日より販売 京都府京都市

2023.06.21
大谷大学(京都市北区、一楽真学長)は、2012年より発売しているオリジナルブレンドコーヒーのリニューアルプロジェクト「大谷ほっとコーヒープロジェクト」を発足、学生会が中心となり、ブレンドからネーミング・パッケージデザインまでを一貫して制作した「尋(じん)珈琲」を2021年7月1日より販売する。
販売開始に先駆けて、2023年6月20日に「尋珈琲」 の完成披露会を実施した。

披露会当日は、一楽真学長、藤枝真教授(学生部長)のほか、開発に協力した「珈舎 伊藤珈琲」の伊藤達店長、プロジェクトの中心的な役割を担った新入生歓迎実行委員会の学生・中野隆希さん(教育学部教育学科初等教育コース3年)と嶌本愛さん(教育学部教育学科初等教育コース3年)の2名が登壇、コーヒーに込めた想いや開発の背景について語ったほか、試飲会も行い、当日集まったメディアと学生に完成した「尋珈琲」を振る舞ったという。

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中野さんは「コロナ禍で活動が制限されていた中、学生みんなで一つのものを作り上げたいという想いでプロジェクトを発足しました。大学関係者延べ600名以上を巻き込み開発する中で、いかに多くの意見を反映させられるかに苦労しましたが、制作を通して、人や意見を取りまとめる力が身につきました」とコメント。
続いて、嶌本さんは「コーヒー好きが高じて、知識を深めたいという想いでプロジェクトへの参加を決めました。受験生や社会人、学生を中心に、多くの人に香りと味の2段階で安らぎを感じてもらいたいです」と開発への熱意を語った。

同大学では、2012年より、北大路商店街の「珈舎 伊藤珈琲」の協力のもと、オリジナルブレンドコーヒー2種「はるかぜ」「Young Leaves」を制作し、通称「Otani Coffee」として販売。
販売より10年が経過し、ブレンドコーヒーのリニューアルを検討するにあたり、大谷大学学生会による大学新オリジナルコーヒー制作プロジェクト「大谷 ほっと コーヒープロジェクト」が2022年9月に始動した。
同プロジェクトは、「本学学生、新入生、受験生及び関係者の方々に、コロナ禍で様々な制限を強いられる中、勉学、課外活動、受験勉強、仕事などで疲れた際にコーヒーを通して『ほっと』ひと息つけるようなひと時を楽しんでもらいたい」という想いのもと実施したという。

「尋珈琲」は、2023年7月1日より「珈舎 伊藤珈琲」でのドリンク提供に加え、珈琲豆やドリップバッグとしても販売する。