【ニュース】 テムズ、「小諸」駅構内で信州ワインなどを提供するカジュアルバー「E’cuve こもろ」を6月15日にグランドオープン、観光誘客によりローカル鉄道と地域の活性化を目指す 長野県小諸市

2023.06.09
株式会社テムズ(東京都文京区、鷹野義昭代表)は、しなの鉄道・JR小海線「小諸」駅(長野県小諸市)構内で、カジュアルバー「E’cuve(エキューブ)こもろ」を2023年6月15日にグランドオープンする。
地域の玄関口となっている同駅で、千曲川ワインバレーを中心とした信州ワインや「地元の味」を提供することで、観光誘客により、ローカル鉄道と地域の活性化を目指す。

長野県でも、数多くのワイナリーがひしめくのが、東信から北信地域にかけて千曲川沿いに広がる「千曲川ワインバレー」。
東信地域に属する小諸市内には、先駆けとなった50年の歴史を誇るマンズワインなど、6つのワイナリーが存在する。
2023年春には、同市で生産されたワインが国際的コンクールの部門最高賞に選ばれたという。

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同駅は、1997年に長野新幹線(現北陸新幹線)が開通するまで、信越本線の全ての特急列車が停車する基幹駅だったが、東京方面への玄関口が10kmほど離れた「佐久平」駅に移ったことで、駅前をはじめ街全体が大きく活気を失った。

こうした中、近年、同駅構内ではカフェ「小諸駅のまど」やそば店「清野商店」が相次いで開業。
駅が地域の交流の場として機能しているという。

今回グランドオープンする同店では、同市内で現在生産されている全てのワイナリーをはじめ、複数の近隣ワイナリーのワインを提供。
入手困難になるほどの人気を誇る千曲川ワインバレーのワインを、一度に複数まとめて味わうことができるという。
「車だから飲めない」「点在する複数のワイナリーを巡る時間がない」といった旅の悩みを解消し、気軽に地ワインを楽しめるとしている。

同店は、70年の歴史を持つ同駅の構造を活かし、天井の高い開放的な店内としており、駅のホーム側、ロータリー側の双方から出入り口がある珍しいつくりとなっている。
駅利用者も利用者以外も気軽に来店できるような構造で、中央には通り抜け防止のカウンターを設置。
20席ほどの店内からは、駅に停車する電車を間近に眺めることができ、旅情を感じながら飲食できるとしている。

カジュアルバー「E’cuve(エキューブ) こもろ」のグランドオープンは2023年6月15日。
所在地は長野県小諸市相生町1-1-1(しなの鉄道・JR小海線「小諸」駅構内)。
営業時間は平日が15時~22時、土日祝日が12時~22時、L.O.21時30分。
定休日は水曜日。