【ニュース】 津山市など官民7者、産業活性化と関係人口の創出を目的に連携協定を締結、IT企業誘致に向け持続可能な地域共創型ワーケーション事業を創造 岡山県津山市

2023.05.23
津山市(谷口圭三市長)・津山商工会議所(岡山県津山市、松田欣也会頭)・西日本電信電話株式会社岡山支店(岡山市北区、西川智洋支店長)・アデコ株式会社(東京都千代田区、川崎健一郎社長)
・AKKODiSコンサルティング株式会社(東京都港区、川崎健一郎社長)・株式会社IRODORI(東京都文京区、谷津孝啓社長)・株式会社スカラパートナーズ(東京都渋谷区、梛野憲克社長)の7者は、津山市の産業活性化と関係人口の創出を目的に連携協定を締結した。

今回、同市では、ワーケーションを「Work」×「Location」・「Connection」と定義。
同市が課題として抱えるICT分野を始めとした労働力不足に対し、域外(主に首都圏・関西圏)のIT企業を誘致するワーケーション事業を推進する。
連携する各企業は、ICTの利活用や地方創生に資する事業ノウハウ、新しい働き方に着目した事業など、各々の強みを活用し、同市地域の人々とともに、同市の魅力を活かしたワーケーションブランドを立ち上げるという。
また、ワーケーション事業を地域で持続可能な営みとしていくため、地域のIT化を牽引し、地域内外をつなげるITファシリテート人材の育成にも取り組む。

各者の役割は、津山市が「地域課題・ニーズの集約、地域内調整、フィールドの提供」、津山商工会議所が「地域企業の課題・ニーズの集約・提言、地域企業との橋渡し」、NTT西日本が「事業全体の企画・調整、IT環境整備」、アデコが「人材育成及び雇用創出支援」、AKKODiSコンサルティングが「デジタル人材の育成・提供、地域DX推進・伴走支援、伴走型課題解決」、IRODORIが「官民連携を通じた地域課題解決の仕組みの構築及び市民対話ツール『Local Dialogue』の提供」、スカラパートナーズが「ワーケーションの企画・運営」。

今後の取り組み予定(2023年度)は、ワーケーションツアーの企画・運営(域外のIT企業を対象に2024年3月末までに2回実施予定)、地域のITファシリテート人材育成(地域のIT化を牽引し持続的にまちづくりを推進できる人材の育成)、地域内外のマッチングイベントなどを企画・運営(ワークショップやデジタル体験会など)など。
その他、実施方法や詳細は、今後協議のうえ、進めるとしている。

協定締結の期間は2023年5月22日~2026年3月31日(予定)。