【ニュース】 ミズノ、「鳥取市民体育館」の共同企業体の構成企業として6月1日より同施設の運営管理を開始 鳥取県鳥取市

2023.05.10
美津濃株式会社(ミズノ、大阪市住之江区、水野明人社長)は、「鳥取市民体育館(愛称:鳥取市民体育館エネトピアアリーナ)」(鳥取県鳥取市)の共同企業体(PFI:鳥取市民体育館株式会社)の構成企業として、2023年6月1日より同施設の運営管理を開始する。
2023年6月3日にはオープン記念イベントを開催。
運営管理期間は2038年3月31日まで。

同体育館は、建設から50年が経過し、建物や設備の老朽化が課題になっていたことから、現代の市民ニーズにこたえる体育館に生まれ変わる。
2階にエントランスを設け、市民の日常的なスポーツから各種スポーツ大会・イベントでの利用が可能な「メインアリーナ」、多様なニーズに対応できる最新式のマシンを幅広く取り揃えた「トレーニングルーム」などを設置。
屋外には、誰もが利用可能な「コミュニティ広場」を設けたほか、1階の「ピロティ」には「フットサル場」「スケートボード場」を設置、天候に左右されずにプレーを楽しむことができるという。

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「メインアリーナ」は、バスケットボールコート2面を確保可能なほか、日常的なスポーツから各種スポーツ大会・イベントでの利用も可能。
観覧席は476席(うち、車いす用観覧スペース4席)で、外周はウォーミングアップにも利用可能としたほか、天井を張らず構造を美しく見せることで大空間を演出、震災時の天井落下を防止する。

また、災害に強いまちづくりをサポートするため、高さ5mの「ピロティ」を1階に設けることでアリーナをかさ上げし、浸水被害にも対応できる構造とした。
通常「ピロティ」は、「フットサル場」「スケートボード場」として利用が可能。
アリーナへ続くエントランスや、設備機器をすべて2階以上に設置することで浸水対策を実施したという。

人工芝の「コミュニティ広場」は、誰でも気軽に立ち寄ることができる開放的な憩いの場。
ラジオ体操や子どもの遊び場、イベントなど多目的に利用が可能で、日常生活の延長線上にある「コミュニティ広場」を通じ、市民のコミュニケーション促進を目指す。

「鳥取市民体育館」の所在地は鳥取県鳥取市吉成3-1-1。
施設構成は、1階がスケートボード場・フットサル場・駐車場・駐輪場など、2階がメインアリーナ・サブアリーナ・トレーニングルーム・研修室・キッズスペース・男女更衣室・管理室・放送室など、3階が会議室・観覧席・ウォーキングコース・ランニングコースなど。