2023.05.10
「琵琶湖ホテル」（滋賀県大津市、前田義和総支配人）は、地元バラ生産者のクニエダ株式会社（滋賀県守山市、國枝政嗣代表）による、様々な美しいバラの展示を2023年6月2日（ローズの日）まで開催する。

昨年から開始した同取り組みは、地元・滋賀県産の花卉（かき）を装飾に活用することで、地産地消を推進し、地元生産者を応援する取り組みの一環。
四季折々の美しさを演出し、宿泊客の記念撮影スポットとしても楽しめるホテルロビーの装飾で、同県産の高品質なバラをPRするという。

同ホテルは2002年に「里山の食彩プロジェクト」を始動、同県産食材を積極的にメニューに取り入れ、里山環境を保全し、多様な生物の生態系を守る活動を20年間継続してきた。
また、サービスの中に信楽焼や大津絵、花卉など、地元の産品を積極的に取り入れることで、宿泊客・生産者・ホテルにメリットのある地産地消を推進しているという。

日本の花市場は、トレンドの移り変わりが激しく、特定時期に需要が集中しがちで、品質に対する消費者の要求水準が非常に高いことが特徴。
生産者から消費者への流通過程が長く複雑で、消費者のニーズを生産に迅速に反映することが難しいという現実もあるとしている。
さらに、コロナ禍の影響もあり、消費が長く低迷、昨今は電気・原油・肥料価格の上昇が生産コストを圧迫し、安い輸入品が拡大する傾向にある中、同取り組みでは、地元産の花を使用することにより、長距離輸送による環境負荷を抑え、地域の生産者を応援し、経済循環を生み出すなど、様々な効果が期待できるという。

「琵琶湖ホテル」の所在地は滋賀県大津市浜町2-40、交通は京阪京津線・石山坂本線「びわ湖浜大津」駅より徒歩約5分、JR東海道本線「大津」駅より徒歩約15分。

宿泊予約は
琵琶湖ホテル