2023.05.10
伊勢市（鈴木健一市長）は2023年5月8日、伊勢市駅前ビル「MiraISE」（三重県伊勢市）で、全世代の市民の健康と福祉を総合的に支援する「伊勢市健康福祉ステーション」をオープンした。

同施設では、妊娠・出産・子育て世代に必要な健康や発達のサポートや、全ての世代の健康づくりを総合的に支援する保健事業を実施。
日頃の暮らしに関する様々な困りごとを、年齢や分野を越えて支援する「健康と福祉の拠点」を目指す。
同ビル5階～7階に各部署の窓口を設置した。

5階「中央保健センター」「こども発達支援室」では、市民の健康づくり・子どもの育ちや発達の支援拠点として、子どもから高齢者まで生涯を通じた健康づくりと、子どもの発達に関する総合相談・支援を行う。

6階「駅前子育て支援センターキッズ☆もっとテラス」の親子の交流ひろば「あそびーな」では、三重県初となる株式会社ボーネルンドが監修した大型遊具など約60種類の遊具を整備。
保護者の就労などで家庭での保育が困難な時や、育児から一時的にリフレッシュするために一時保育室も備えた。
また、「ママ☆ほっとテラス」では、子育て世代包括支援センターとして、母子健康手帳の交付及び妊娠・出産・子育てに関する相談対応や、7階の「よりそい」と連携し、全ての妊産婦・子育て世帯への一体的な相談支援に取り組む「こども家庭センター」の役割を担う。

7階「福祉総合支援センターよりそい」では、高齢・障がい・子ども・生活困窮などの分野を問わず、福祉に関する様々な困りごとの解決に向け、関係機関と連携して重層的に支援するという。
あわせて、多分野協働プラットフォームで、働きづらさを抱えた人への社会参加や就労支援の検討などにも取り組むとしている。

「伊勢市健康福祉ステーション」の所在地は三重県伊勢市宮後1丁目1番35号 伊勢市駅前ビル「MiraISE」5～7階。
施設見学会を2023年5月13日9時30分～15時に実施、子どもも大人も楽しめる展示や体験コーナーを設置し、スタンプラリーやガラガラ抽選会も行う（申し込み不要）。