【ニュース】 和歌山市など、JR特急「くろしお」を活用した貨客混載輸送の実証実験を3月24日に実施、和歌山市中央卸売市場の食材を京都の飲食店に当日配送 和歌山県和歌山市
2023.03.20
和歌山市(尾花正啓市長)・西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)・株式会社ジェイアール西日本マルニックス(大阪市淀川区、蓑輪博司社長)・日本通運株式会社(東京都千代田区、堀切智社長)の4者は、JR特急「くろしお」を活用した貨客混載輸送の実証実験を2023年3月24日に実施する。
物流業界での2024年問題(自動車運転業務の年間時間外労働の上限制限によって生じる問題の総称)は、和歌山市中央卸売市場でも課題となっており、新鮮な食材を県外の飲食店に提供するためには、今まで以上に時間を要すことが想定され、同市場の魅力減少の要因になっているという。
同実証実験は、同市場の仲卸事業者からの相談をきっかけに、同市が公共交通事業者(JR西日本グループ)と運送会社(日本通運)に連携を図り、各事業者が協力し、京都の飲食店に同市場の新鮮な魚を当日配送するというもの。
現状、45時間を要している配送時間を21時間短縮、24時間で配送するという。
関係者は和歌山市(中央卸売市場の仲卸事業者:カネナカ水産)、JR西日本グループ(西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本マルニックス)、日本通運。
実施日は2023年3月24日。