【ニュース】 九州産交バスとヤマト運輸、路線バスを活用した客貨混載による「手ぶら観光サービス」の実証実験を3月23日より開始、阿蘇くまもと空港から熊本市と阿蘇市の宿泊施設に手荷物を当日配送 熊本県益城町

2023.03.20
九州産交バス株式会社(熊本市西区、岩﨑司晃社長)とヤマト運輸株式会社(東京都中央区、長尾裕社長)は、阿蘇くまもと空港(熊本県益城町)の新旅客ターミナルビル開業にあわせ、路線バスを活用した客貨混載で、阿蘇くまもと空港から熊本市と阿蘇市の宿泊施設に当日中に観光客の手荷物を配送する「手ぶら観光サービス」の実証実験を、2023年3月23日~2024年3月31日の期間、実施する。

九州産交バスでは、客貨混載で輸送した特産品を販売する「マルシェ」を開催するなど、地域住民や生産者と連携した取り組みを進めてきた。
一方、ヤマト運輸は、全国の自治体や観光協会と連携した手荷物の当日配達や一時預かりなど「手ぶら観光」の取り組みを進め、利用客の観光支援を行っている。

利用客は当日の13時までに、阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビル内にあるヤマト運輸の「阿蘇くまもと空港手荷物宅配カウンター」で送り状に宿泊施設の情報を記入し、手荷物を預ける。
預かった手荷物を宿泊施設ごとに仕分けし、九州産交バスが運行する空港リムジンバスもしくは都市間バスに積み込む。
手荷物を熊本市内の桜町バスターミナルもしくは JR阿蘇駅へ輸送し、到着後は併設されている一時保管場所へ移動。
保管された手荷物をヤマト運輸のスタッフが集配車両に積み替え、利用客が宿泊予定の宿泊施設に配送する。

税込持込料金例と三辺合計などは、60サイズ(2kgまで・60cm以内)830円から、200サイズ(30kgまで・200cm以内)2,740円までの全8タイプを設定。