【ニュース】 日亜化学工業、神山まるごと高等専門学校に10億円を寄付、学生寮の改築・新築資金に活用 徳島県神山町

2023.03.17
日亜化学工業株式会社(徳島県阿南市、小川裕義社長)は、2023年4月に開校する5年制の私立高等専門学校「神山まるごと高等専門学校」(徳島県神山町、大蔵峰樹校長)に10億円の寄付を行った。

今回の寄付は、同高専を運営する学校法人神山学園に対して行われたもの。
同学園では、3月に竣工した学生寮「HOME」の改築資金に利用したほか、これから建設を予定している4・5年生向けの新寮建設資金にも活用するとしている。

同社は、阿南市で1956年に創業。
LED(発光ダイオード)やLD(半導体レーザー)などに関する最先端の研究開発活動により、イノベーティブな製品を世界に提供してきたという。

同高専は、2023年4月に開校する5年制の私立高等専門学校。
「テクノロジーxデザインx起業家精神」を教育の土台としながら、神山の地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指す。

同社は、同高専の教育理念や、徳島県からイノベーションを生み出すという姿勢に共感。
10億円の寄付を行うとともに、10年後・20年後の日本の将来を担う人材を後押しし、地域社会に貢献するとしている。