【ニュース】 オーエス、神戸市須磨区多井畑西地区をフィールドとした里山の保全・活用に関して神戸市と協定を締結 兵庫県神戸市
2023.03.13
エンタメ・サービス事業や不動産事業などを手掛けるオーエス株式会社(大阪市北区、髙橋秀一郎社長)は、神戸市須磨区多井畑西地区をフィールドとした里山の保全・活用に関し、2023年3月9日付で神戸市(久元喜造市長)と協定を締結した。
両者は今後、地域の関係人口を増やし、住みよい街にすることを目的としたコンソーシアムで、各企業が持つ知見や強みを活かして連携・協力しながら、地域課題の解決に取り組む。
具体的には、同地区の課題となっている放置竹林対策を推進、整備後は有機野菜栽培の実証実験フィールドとして活用していく構想だという。
合わせて、活動の中で地域の人々とともに里山の課題を学び、ともに解決に取り組むイベントを開催、地域活性化に繋がる魅力発信も行うとしている。
協定項目のうち、「放置竹林対策に関すること」では、コンソーシアム構成企業の社員自らが里山での課題を学び、竹林伐採などの活動を通じ、意見交換しながら、課題解決を図る。
「交流広場の整備に関すること」では、交流広場内で計画している畑のエリアを有機野菜栽培の実証実験の場とし、交流広場の整備については栽培で使用する農業機械(小型重機)を活用し、交流広場の整備も進めるという。
「魅力発信に関すること」では、放置竹林対策や交流広場で耕作する畑などに関連したイベントを実施、同地区の魅力をアピールするとしている。
コンソーシアム連携企業(2023年3月9日時点)と役割分担は、オーエス株式会社が発起人、株式会社クリーク・アンド・リバー社が企画立案・取組支援、タベモノガタリ株式会社が農業指導。