【ニュース】 あそら農園いちごハウス、地元幼稚園児を招待、いちごの収穫と「世界に一つだけのいちごパックづくり」体験会を3月13日に開催 宮城県東松島市
2023.03.06
農業法人の株式会社アソラ(宮城県大崎市、矢作和幸代表)は、いちご収穫の最盛期を迎えた「あそら農園いちごハウス」(宮城県東松島市)で、2023年3月13日に地元幼稚園児を招待、いちごの収穫と「世界に一つだけのいちごパックづくり」体験会を開催する。
同農園は、東松島市総合計画後期基本計画にある「令和の果樹の花里づくり」構想の計画地を同市より借り受け、2022年9月にイチゴ栽培を開始したもの。
同構想は、梅等の果樹を中心に栽培・農業体験・加工販売等の6次化産業の場を再構築し、地域雇用の創出、交流人口・関係人口の拡大による観光振興、農業従事者のモチベーションアップ、新規就農者の受け入れ等に寄与する「官民連携の新たな拠点」とすることを目標としている。
同社は東日本大震災後、震災からの復興と地域活性化を目的に、大崎市鹿島台で「あそら農園」を立ち上げ、イチゴ栽培を行ってきた。
しかし、令和元年の台風19号によりハウスは水没、事業の中断を余儀なくされたという。
こうした中、東松島市野蒜地区での同構想発足を知り、鹿島台から移転、「あそら農園いちごハウス」を開業し、イチゴ栽培再開に至った。
「いちご狩りが楽しめる観光農園」を目指し、果樹園プロジェクト第1号として温室ハウス(約600坪)をオープン、いちご狩り体験(食べ放題)だけでなく、お土産用にオリジナルいちごパックを作って持ち帰ることも可能としている。
営業期間は2月~6月頃まで、営業日は火・水・土・日曜日。
今後は経営母体を同じくする奥松島クラブハウスと連携し、スイーツ開発や観光ツアーの企画により、新しいサービスの開発と奥松島の魅力提案を行い、奥松島を観光地として盛り上げるという。
「世界に一つだけのいちごパックづくり」体験会の開催日時は
2023年3月13日の10時~12時。
開催場所は「あそら農園いちごハウス」(宮城県東松島市野蒜字西余景21)。
参加者は鳴瀬幼稚園 年中組の園児約40名。