【ニュース】 三交不動産、「(仮称)三交四日市駅前ビル建設計画」の新築工事に着手、バスターミナルプロジェクトを中心とした都市整備に調和 三重県四日市市

2023.01.27
三交不動産株式会社(三重県津市、中村充孝社長)は、2023年2月より「(仮称)三交四日市駅前ビル建設計画」(三重県四日市市)の新築工事に着手する。
開業は2025年春の予定。

同ビルの計画地は、近鉄名古屋線・湯の山線「近鉄四日市」駅より徒歩3分に位置し、同駅とJR関西本線「四日市」駅を結ぶメインストリート「中央通り」に面した一画。
近鉄四日市駅前周辺は、国の「バスタプロジェクト」により、中部地方初となる新たなバスターミナルが整備される予定で、同時に四日市市でも「中央通り」を中心とした「近鉄四日市駅周辺等整備事業」を進めており、同ビルは都市整備が本格化しているエリアで新たに誕生するビルとなる。

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同ビルは、ZEB Ready(一次エネルギー消費量 50%以上削減)認証を取得。
優れた省エネ・創エネ技術により、年間の一次エネルギー消費量をゼロにすることを目指した建築物を「ZEB(ゼブ、Net Zero
Energy Building)」と呼び、ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化と高効率な省エネルギー設備を備えた建築物が
「ZEB Ready(ゼブレディ)」とされている。

同ビルのオフィスフロアは、あらゆるビジネス需要に応えるため、ワンフロア全体で約240坪のゆとりあるスペースを確保。
SDGsや脱炭素社会の実現に向け、利用者の健康や快適性に配慮した空間設計を目指す。

駐車場は、四日市駅前ながらも自走式で約125台分を設置。

外観は、バスターミナルプロジェクトを中心とした都市整備に調和したものとし、街と連なる空間設計を目指し、賑わいの創出を図るとしている。

なお、計画地に近接して同社が所有する既存賃貸施設「四日市三交ビル」についても、都市機能の充実を図るため、ホテル「三交イン」を軸とした施設への再開発を検討しているという。

「(仮称)三交四日市駅前ビル建設計画」の所在地は三重県四日市市浜田町41番1他、交通は近鉄名古屋線・湯の山線「近鉄四日市」駅より徒歩3分。
敷地面積は2,195.38㎡、延床面積はオフィス棟が約1万3,600㎡・駐車場棟が約3,400㎡。
構造・規模は鉄骨造・14階建。
開業は2025年春(予定)。
総事業費は約60億円。