【ニュース】 相模原市、麻溝台・新磯野地区整備推進事業の後続地区で、民間活力を主体とした事業化に向けサウンディング型市場調査を実施 神奈川県相模原市

2023.01.24
相模原市(本村賢太郎市長)は、麻溝台・新磯野地区整備推進事業(相模原市南区)の後続地区で、民間活力を主体とした事業化に向け、具体的な取組の検討を促進するため、サウンディング型市場調査を実施する。

同事業は、圏央道「相模原愛川」ICに近接する立地特性を生かし、新たな都市づくりの拠点形成を図るもの。
令和7年12月に予定している「第8回線引き見直し」に先立ち、産業用地として市街地拡大の必要性が明らかになることを前提とした上で、専門的な知見を持つ団体からの幅広い意見・提案を得るため、同調査を実施するという。

同地区では、昭和45年6月に相模原都市計画区域が市街化区域と市街化調整区域に区分されて以降、市街化調整区域に区分されていたが、農地転用や耕作放棄地の増加による荒廃化が課題となっていた。
こうした中、同市では、同地区が首都圏中央連絡自動車道「相模原愛川」ICに近接しているという立地特性を生かし、平成22年から新たな都市づくりの拠点として位置付け、同事業の取組を進めるも、大量の地中障害物が発出し事業を中断、その後、令和4年5月に事業再開の判断を行っている。

同事業の後続地区については、平成25年に民間活力を主体としたまちづくりを促進することとし、以降、地権者で構成するまちづくり研究会とともに事業手法等の検討を行ってきたという。

調査の対象者は、自らが麻溝台・新磯野地区の市街地開発事業等の事業主体等となり、同事業へ参画する可能性がある団体、またはそれらを構成員とするグループ。
主な対話内容は「事業計画について(土地利用計画・資金計画・地中障害物・地域貢献)」「事業期間等について」「事業参画条件について」。

調査のスケジュールは、説明会(兼)現地見学会参加申込みが
2023年1月23日~2月15日、説明会(兼)現地見学会が2月22日、対話参加の申込みが2月22日~3月8日、資料提出期限が対話実施日の3営業日前、対話の実施が3月20日~30日、結果の公表が4月下旬(予定)。
申込方法等の詳細は同市ホームページで要確認。