【ニュース】 南海電気鉄道、関西空港駅と難波駅で多言語による対話型AIエンジンを搭載した案内ロボットの実証実験を1月24日~5月10日に実施 大阪府大阪市

2023.01.20
南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、遠北光彦社長)は、2023年1月24日~5月10日の期間、多言語(日・英・中・韓)による音声とディスプレイ表示によって回答する、対話型AIエンジンを搭載した案内ロボット(AIロボ)の実証実験を実施する。

同実証実験では、関西空港~難波の相互移動を考慮し、シームレスな案内を提供するため、南海空港線「関西空港」駅(大阪府田尻町)の改札外と南海本線「難波」駅(大阪市浪速区)の改札内・外の計3地点にAIロボ(計3台)を設置。
利用客のニーズに対しスピーディに適切な回答(案内)ができているか、また自動言語識別機能の精度などを検証するとしている。

AIロボは、乗換案内や駅周辺の観光案内、ICカードに関する情報などの問い合わせに対し、対話形式で回答。
タッチパネル操作で言語選択をすることなく、利用者の言語を自動的に識別し、話しかけられた言語(日・英・中(簡体)・韓)で回答するため、デジタルデバイスに慣れていない小学生や高齢者、また訪日外国人にも利用しやすい仕様だという。
また、利用者の会話にうなずいたり、体や腕を動かしたりしながら案内するため、親しみを持って話しかけてもらいたいとしている。