【ニュース】 別府温泉 杉乃井ホテル、大規模リニューアルプロジェクトでは最終棟の開発となる客室棟の建築工事に着手、新棟の名称を「星館」に決定 大分県別府市

2023.01.17
オリックス不動産株式会社(東京都港区、深谷敏成社長)が運営する「別府温泉 杉乃井ホテル」(大分県別府市、鞍馬達也総支配人)は、2025年の全面完工を目指し進めている大規模リニューアルプロジェクトで、このほど最終棟の開発となる3棟目の客室棟の建築工事に着手、あわせて新棟の名称を「星館」に決定した。

同ホテルの大規模リニューアルプロジェクトは、2019年11月に着手し、これまでに「杉乃井ホール」の改修や共用施設「SUGINOI BOWL & PARK」、「アクアガーデン」のリニューアルを完了。
客室棟の新築では、2021年7月に開業した「虹館(155室)」、
2023年1月26日に開業する「宙館(336室)」が竣工している。

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今回着手した同工事は、2021年12月に閉館した旧Hana館を建て替えるもの。
名称の「星館」には、夜空に光る星のように、人々の心をときめかせるような魅力ある施設に、という思いが込められているという。

建物は地下1階・地上13階建てで、客室は和洋室42室・洋室258室の全300室(30㎡~70㎡台)。
外観、エントランスやレストランなどの共用部から客室に至るまで、豊かな温泉情緒が感じられる和テイストを取り入れたデザインとし、賑わいとくつろぎの空間を提供する。
また、館内には、二つのレストラン(ビュッフェレストラン・和食会席レストラン)、婚礼利用も可能な多目的ホールや、別府市内・別府湾を見渡せるテラスを1階に計画しているという。

なお、3棟目となる「星館」の2025年1月(予定)開業をもって、大規模リニューアルプロジェクトは全面完了となる。

「星館」(予定)の所在地は大分県別府市観海寺1。
敷地面積は3万5,264.38㎡、延床面積は2万4,823.70㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地下1階・地上13階建て。
客室数は300室。
共用施設は料飲施設2店舗(ビュッフェレストラン・和食会席レストラン)、多目的ホール。
竣工は2024年9月(予定)、開業は2025年1月(予定)。