【ニュース】 JR九州、九州新幹線を使用した「荷物輸送サービス」で「途中停車駅」からの荷物輸送サービスを開始、初回は「出水」駅から生鮮品を輸送 鹿児島県出水市
2022.10.19
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)は、昨年から実施している、九州新幹線を使用した「荷物輸送サービス」で、「途中停車駅」からの荷物輸送サービスを開始する。
初回は、「出水」駅(鹿児島県出水市)から、ブランド養殖魚など出水市・阿久根市の生鮮品を2022年10月25日に輸送。
生産地から同駅までの輸送は、セイノーホールディングス株式会社(岐阜県大垣市、田口義隆社長)と連携、数か所の産地をまわりながらトラック輸送し、その後は新幹線が担うことで、持続可能な新たな形の物流ネットワーク構築を目指す。
今回は、当日中・数時間で届くという「速さ」を体感してもらうため、日持ちのしない銘品など「地域のおいしいもの」を新幹線で運び、博多駅で即売する定期イベント「つばめマルシェ@博多」で販売する。
今後は、産地の逸品を最寄駅からいち早く積載し、関西やアジア圏などへ即日輸送するため、荷物輸送ネットワークの整備を進めていくとしている。
実施日は2022年10月25日。
輸送区間は「出水」駅⇒「博多」駅(認可申請中)、生産者⇒「出水」駅間はセイノーHDが輸送。
輸送列車は「つばめ318号」(「出水」駅13時06分発⇒「博多」駅14時30分着、予定)。
輸送品目は朝水揚げ鮮魚・朝採れたて野菜・果物などの特産品。