【ニュース】 オリックス・ファシリティーズ、複合商業施設「枚方ビオルネ」で警備ロボット導入の実証実験を10月22日~25日に実施、警備業務の人的負担を軽減 大阪府枚方市
2022.10.18
オリックス・ファシリティーズ株式会社(東京都港区、深谷健司社長)は、同社が建物総合管理業務を受託する複合商業施設「枚方ビオルネ」(大阪府枚方市)で、2022年10月22日~25日の期間、警備ロボット導入の実証実験を実施する。
今回の実証実験では、SEQSENSE株式会社(東京都千代田区、中村壮一郎代表)が開発した自律移動型警備ロボット「SQ-2mk2」を導入。
「SQ-2mk2」は、3次元センサー技術・自己位置推定アルゴリズム・リアルタイム経路計画アルゴリズムなどの高度なテクノロジーを駆使し、設定したルートを巡回する警備、一定の場所に自立して行う警備、遠隔操作により警備ポイントまで駆けつける警備などを行うとしている。
同社によると、近年、大型イベントや新築建物の増加などで警備業務の需要が高まる一方、生産年齢人口の減少により、警備員の「人手不足」が深刻化しているという。
今後は、警備ロボットの導入により、ロボットに搭載されたカメラで現場の映像を配信し、遠隔操作することで、警備業務の人的負担を軽減するほか、イベント開催時などには、あらかじめ用意した機械音声の発信を通じ、館内情報や行列整理などのサービスを提供するとしている。
実証実験の実施期間は2022年10月22日〜25日。
実施場所は「枚方ビオルネ」(大阪府枚方市岡本町7番1号)1~3階 各フロア共有部。
実施内容は警備ロボットの自立自走による巡回・立哨(りっしょう)・動哨(どうしょう)業務性能の検証など。