【ニュース】 JR西日本イノベーションズなど、有田川バイオマス発電所の営業運転を開始、再エネ発電と温浴施設への熱供給を実現 和歌山県有田川町

2022.10.14
株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、奥野誠代表)が匿名組合出資をする有田川バイオマス株式会社(和歌山県有田川町、原見健也代表)は、「有田川バイオマス発電所」(和歌山県有田川町)の建設工事を完了、2022年10月13日より営業運転を開始した。

同発電所は、主に和歌山県産の未利用間伐材等を燃料とした、発電出力900kWのバイオマス発電所。
木質ガス発電方式を採用し、発電の際に生じた熱を併設するチップ製造工場へ供給、燃料となる木質チップの乾燥に利用するほか、隣接する温浴施設へも熱供給を行うことで、地域資源の有効活用にも貢献するという。

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「有田川バイオマス発電所」の所在地は和歌山県有田郡有田川町大字修理川字西加九鬼126番他。
発電方式は木質ガス化発電、燃料種別は木質チップ(主に和歌山県産の未利用間伐材等)、燃料使用量は年間約1万トン。
発電出力は900kW、発電電力量は年間約650万kWh(一般家庭約2,000世帯相当分)。
運転開始は2022年10月13日、熱供給開始は2022年10月下旬(予定)。
熱供給先は有田川町かなや明恵峡(みょうえきょう)温泉。