【ニュース】 JR西日本、新たな観光列車を導入、2024年秋より季節ごとに線区を変えて運行 大阪府大阪市
2022.10.13
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)は、新たな観光列車を導入、2024年秋(予定)より運行する。
今回導入する観光列車のコンセプトは「地域の華(はな)を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車」。
運行ルートは季節ごとに線区を変えて運行する。
同観光列車での特別な旅をきっかけに、乗客がリピーターとなり、その地域を訪問することで、各地でにぎわい創出の好循環を作るという。
車両は、既存のキハ189系車両を改造。
車体カラーは、紋付き染めで最高級とされる檳榔子染め(びんろうじぞめ)の色をベースとし、どこを走っても沿線や駅舎に映えるデザインとする。
車内はゆったりと過ごせる空間で、定員は54席(3両編成)でハイグレードな仕様とし、グリーン車以上の価格帯を設定。
歓談や地域の人々によるイベントを楽しめる「フリースペース」も設置する。
運行開始時期は2024年秋「北陸デスティネーションキャンペーン
」に合わせて運行開始予定。
第1弾は、敦賀から若狭・京都府北部を通り、城崎温泉までを結ぶ旅(小浜線・舞鶴線・京都丹後鉄道線・山陰本線)とし、第2弾以降も季節ごとに「西日本各地のとっておきに出会う旅」を提供するという。