【ニュース】 鈴木コーヒー、とよさか福祉会「クローバー」と協業し、本格的な「コーヒー焙煎工場&カフェ」を2023年夏頃に開設 新潟県新潟市

2022.10.07
株式会社鈴木コーヒー(新潟市中央区、佐藤俊輔代表)は、社会福祉法人とよさか福祉会「クローバー」(新潟市北区、阿部美恵子理事長)と協業し、新潟市北区で本格的な「コーヒー焙煎工場&カフェ(アートのある空間)」を2023年夏頃に開設する。

両社はこれまでにも、クローバー利用者の活躍の場を提供するため、アート作品を商品化し、共同で販売するなど、様々な形でアライアンスを実施してきた。
また、鈴木コーヒーは、近年SDGs型の事業を積極的に行っており、同事業についても両社が目指すべき方向性が合致したことから、とよさか福祉会「クローバー」の新たな事業として、今回の同取り組みを決定したとしている。

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同取り組みでは、クローバー利用者の就労の場として、これまで鈴木コーヒーが培ってきたノウハウと、DXを十二分に活用しながら「すべての人が輝ける一流のSDGs型コーヒービジネス」を目指す。

具体的な取り組み内容は、(1)コーヒー豆の不純物・欠点豆などを丁寧にハンドピッキングで取り除き最高品質のコーヒーを焙煎、(2)一般的なガス式の焙煎機ではなく、だれでも取り扱える安心安全な電気式焙煎機を複数台導入、(3)新潟県内初のJAS認証を取得し、安心・安全な有機栽培のサスティナブルコーヒー製品の開発と販売、(4)DXを駆使し、商品説明を簡単に2次元バーコードなどで取得し映像などで表現、(5)焙煎したコーヒーはSHOPでの販売の他、鈴木コーヒーが買い取り、サスティナブルなコーヒーラインナップとして全国に向けて販売、(6)コーヒーの抽出カスなどは廃棄せず、同施設で乾燥を施し、コーヒーマグカップの原料などアップサイクル製品として活用、(7)鈴木コーヒーが長年培ってきたコーヒービジネスのノウハウを集結させ、一つでも多くのハッピーコーヒーシーンを提供、などとしている。

なお、社会福祉法人とよさか福祉会「クローバー」は、知的・身体・精神の障がいをもっている人と、障がいをもたない人の4者が通い活動し、様々なモノ・コトを生産する取り組みを行っている。
「就労継続支援B型」「就労移行支援」「就労定着支援」「生活介護」「共同生活援助」「相談支援」を実施し、近年はクローバー利用者の活躍の場として、芸術(アート)活動を積極的に展開しているという。