【ニュース】 東急不動産と東急リゾーツ&ステイ、スターエンジニアリングの業務用バイオ式生ごみ処理機「バイオクリーン」を導入、食の循環と地産地消への取組を開始 茨城県日立市

2022.09.28
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)と東急リゾーツ&ステイ株式会社(東京都渋谷区、粟辻稔泰社長)は、東急リゾーツ&ステイが運営するホテル7施設に、スターエンジニアリング株式会社(茨城県日立市、星哲哉社長)が提供する、生ごみの約
85%以上を分解消滅させる業務用バイオ式生ごみ処理機(コンポスト)「バイオクリーン」を導入、食の循環と地産地消の推進に取り組む。
また、2025年度までに東急ハーヴェストクラブ全施設でコンポスト設備の導入を予定しているという。

導入施設のうち、ホテルタングラム(長野県信濃町)と、東急ハーヴェストクラブ浜名湖(浜松市北区)では、コンポストで得た堆肥を自社収穫体験施設で活用。
ホテルタングラムでは夏期の期間、敷地内でとうもろこしの生育を行っている「もろこし村」で、東急ハーヴェストクラブ浜名湖では「ハーヴェストガーデン野菜畑」で堆肥を活用し、野菜の栽培を行う。
「もろこし村」と「ハーヴェストガーデン野菜畑」では、宿泊客へ向け収穫体験を実施しており、今後は、リゾート地で食の循環や地産地消を楽しみながら、自身で収穫した野菜を食べることもできるという。

なお、導入施設の東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(長野県軽井沢町)では、先行して2022年8月よりコンポストを導入しており、近隣の提携農家へ堆肥の提供を行っている。
今後、同農家で収穫された野菜を東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢のレストランで提供する予定。

2022年度の導入予定施設は、東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(長野県軽井沢町、設置稼働済み)・東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA(長野県軽井沢町)・東急ハーヴェストクラブ蓼科(長野県茅野市)・東急ハーヴェストクラブ那須(栃木県那須町
)・東急ハーヴェストクラブ浜名湖(浜松市北区)・蓼科東急ホテル(長野県茅野市)・ホテルタングラム(東急ハーヴェストクラブ斑尾、長野県信濃町)。
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢以外の6施設は2023年3月末までに設置予定。
上記7施設で堆肥化や運用方法の検証を行い、2025年度には東急ハーヴェストクラブ全27施設(提携施設除く、2022年8月現在の施設数)への導入を予定している。