【PR記事】 澤井珈琲、今年8月に製造方法で特許を取得した、コーヒーの葉から作るお茶「トリゴネコーヒー茶」を増産、日本最北の大規模珈琲栽培に成功 鳥取県境港市

2022.09.27
コーヒー豆の製造・販売・通販を手掛ける株式会社澤井珈琲(鳥取県境港市、澤井幹雄代表)は、10月1日の「コーヒーの日」に合わせ、今年8月に製造方法で特許を取得した、コーヒーの葉から作るお茶「トリゴネコーヒー茶」の販促を拡大する。
これまでは茶筒で年間7,500本を生産していたが、今後は年間1万本まで増産する予定。

コーヒーは温暖な地域でしか栽培できないと考えられており、国内では沖縄・小笠原地域(北緯26~27度)がコーヒー栽培の限界とされている。
同社の珈琲農園がある境港市は、北緯35度で年間平均気温が14.9度で、冬場は積雪で氷点下にもなる寒冷地帯だが、2017年3月に珈琲栽培を開始。
寒さ対策のために栽培用ビニールハウスを4棟建て、その中で苗木の生育を開始、ビニールシートを二重にして加湿器をつけるなどしたが、寒さ以上に困難を極めたのは真夏の暑さだったという。
ビニールハウスの高温の中での作業や管理は厳しく、最初の一年が最も苦労した。
手探りでの栽培に3,000本近くが枯れてしまったものの、試行錯誤の末、現在は2万本の生育に成功しており、コーヒーの実も収穫できるようになったとしている。

09271140

コーヒーには脳活性効果があるトリゴネリンという成分が含まれており、豆だけではなくコーヒーの葉や茎にもこの成分が豊富に含まれていることが分かったことから、コーヒー茶葉の開発に着手したという。
また、茶葉とはいえ、カフェインを多く含むため、カフェイン含有量を低減しつつもトリゴネリンを多く含む製造方法を開発、2022年8月には特許を取得した。
品質の安全性を徹底するために海外からの輸入はせず、自社での無農薬栽培を徹底している。

コーヒーの木は、葉っぱを摘むと成長速度が遅くなる特徴があるという。
同社は、木の成長速度を早める目的で、2017年の栽培開始以来、葉の収穫量を抑えてきた。
こうした経緯もあり、これまでコーヒー茶葉で作ったオリジナル商品「トリゴネコーヒー茶」の出荷量は年間茶筒7,500本としてきたが、6年の歳月をかけて安定してコーヒーの木々を生育できるようになったことにより、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて、年間茶筒出荷量を1万本まで拡大する。

「トリゴネコーヒー茶」の内容量はトリゴネコーヒー茶15g(1g×15袋)。
原材料はコーヒーの葉。
価格は税込1,560円。

この商品は楽天市場で購入できます
トリゴネコーヒー茶 15袋