【ニュース】 学びingなど、「秋田青森代行バス地域オンライン旅行情報ツアー」を「aini」などの体験マッチングプラットフォームで9月9日より開催 秋田県八峰町

2022.09.05
五能線の鉄道ツーリズムを手掛ける学びing株式会社(千葉県成田市)代表で能代市地域おこし協力隊・観光担当の斉藤常治氏は、
2022年9月9日より、「秋田青森代行バス地域オンライン旅行情報ツアー」を、体験マッチングプラットフォーム「aini(アイニー)
」などのガイドマッチングサービスで開催する。
同ツアーは、五能線全線復旧の日まで開催するという。

北東北(秋田県・青森県)のJR線は、2022年8月の相次ぐ大雨で、線路に土砂が流れ込むなど、大きな被害を受けた。
JR五能線(「岩館」~「鰺ケ沢」間)、JR花輪線(「大館」~「鹿角花輪」間)・JR津軽線(「蟹田」~「三厩」間)の3路線は現在、復旧の見込みが立たず、JR奥羽本線(「鷹ノ巣」~「大館
」間)も、運転再開までは数か月かかる見通しだという。
これを受け、4路線ともバス代行輸送を開始、また、秋田内陸線(「鷹巣」~「阿仁合」間)も列車を運休し、代行バス輸送が行われている。

中でも、被災箇所が約70か所のJR五能線は、「岩館」駅(秋田県八峰町)~「鰺ケ沢」駅(青森県鰺ヶ沢町)間で復旧の見込みが立たず、「一度は乗ってみたいローカル線」として日本海の絶景や世界自然遺産「白神山地」などの美しい風景が望める、観光列車「リゾートしらかみ」は、「鰺ケ沢」駅~「青森」駅間での区間運行となり、「秋田」駅から「青森」駅までの全線を運行できない状況。
このため、関連ツアー客のキャンセルが相次ぎ、地元観光関係者は大きな打撃を受けているが、復旧工事は状況によって1年以上かかる可能性があるという。

こうした中、同社では今回、2022年9月9日より、五能線を中心とした4路線と秋田内陸線の最新情報や代行バスの乗り方などを伝えるオンラインツアー「秋田青森代行バス地域オンライン旅行情報ツアー」を開催。
これからの紅葉シーズンや、鉄道開業150年を記念した企画きっぷ「鉄道開業150年記念JR東日本パス(2022年10月14日~27日利用可能)」「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」「大人の休日倶楽部パス」などで、五能線や世界自然遺産「白神山地」、
2021年7月の世界遺産に認定された「北海道・北東北の縄文遺跡群」に来訪する人に向け、迂回方法・代行バスの乗り方・バス振替乗車票の使い方の情報なども伝えるという。

体験マッチングプラットフォーム「aini(アイニー)」で開催する「秋田青森代行バス地域オンライン旅行情報ツアー」の料金は大人1,500円~。