【ニュース】 延岡市の空き家利活用プロジェクト「HYPHENATION in NOBEOKA」、最終9件の応募、9月末に最終候補の事業案を決定 宮崎県延岡市

2022.08.19
空き家マッチングプラットフォームを運営する空き家活用株式会社(東京都港区、和田貴充社長)・延岡市(読谷山洋司市長)・延岡市出身で元競泳選手の松田丈志氏は、2022年4月1日より始動した延岡市の空き家を利活用するプロジェクト「HYPHENATION in
NOBEOKA(ハイフネーション イン ノベオカ)」で事業公募を7月31日に終了、最終9件の応募があった。

同プロジェクトは、同市にある商店街「山下新天街」の空き家店舗を利活用し、推進するために立ち上がったもの。
今年の3月にキックオフイベントを開催、6月には市民参加による空き家のDIYイベントを実施し、空き家利活用を推進するPRを継続的に行ってきた結果、同市に限らず、市外・県外からも多く応募があり、想像を超える反響があったという。

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応募があった9件は、若者や地域の人々が集まるようなスペースに利活用できないか、古き良き商店街の街並みを活かし、イベント等を通じて世界へ発信できる場にできないか、また障害を持ち働きづらさを抱える人達の社会参加の場にできないかなど、あらゆるアプローチからの事業提案だった。

8月上旬からは有識者と地元高校生による一次・書類審査を実施。
同プロジェクトには創業支援の背景もあり、審査の傍ら、公募締切後の8月8日に応募者全員を対象とした創業支援説明会を開催。
一次審査後には、先輩起業家がメンターとなって応募者の事業案のブラッシュアップを行う機会(メンタリングの機会)も予定しているという。

その後、9月20日に二次・面接審査を行い、9月末に最終候補の事業案を決定する予定。
一連の審査には、読谷山洋司市長、松田丈志氏、日本政策金融公庫、熊本創業支援センター所長岩長浩平氏、TURNSのプロデューサー堀口正裕氏が関わり、「延岡らしさ」「街の活性化」「空き家の利活用」といった観点で9案を審査する。