【ニュース】 西日本鉄道と福岡農業高等学校など、今年も「太宰府梅サイダー」を発売、沿線の活性化・魅力向上を目指した「縁線プロジェクト」の一環 福岡県太宰府市

2022.08.17
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)は、沿線の活性化・魅力向上を目指した「縁線プロジェクト」の取り組みの一環として、今年も「太宰府梅サイダー」を8月16日より発売した。

「太宰府梅サイダー」は、「令和」ゆかりの地として知られている国の特別史跡・大宰府跡(福岡県太宰府市)の梅を、福岡県立福岡農業高等学校(福岡県太宰府市、月俣誠司校長)の生徒が収穫・加工したシロップをもとに製造している商品。
梅と氷砂糖だけを使ったシンプルな製法で作られたシロップの味を活かした、すっきりとした味わいが特徴で、7年目を迎える今年も、約2万本を製造・販売する。
また、今年からは、サイダーのラベルに梅プロジェクトのロゴマークが入り、デザインを刷新したという。

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同高校では、毎年梅研究班の生徒がシロップをはじめとした梅の加工に取り組んでいる。
同社は、同取り組みを通じ、次世代の農産業の担い手となる人々と協働することで、将来的に農産業の活性化につながっていくことを期待しているという。

なお、同サイダーの売上金の一部は、新型コロナウィルスの影響を受けている地元事業者への支援につなげるため、太宰府市が取り組む企業版ふるさと太宰府応援寄附を活用し、寄附するとしている。

「太宰府梅サイダー」の発売日は2022年8月16日。
価格は1本(200ml)税込250円。
原料は梅シロップ(製造:福岡農業高等学校、太宰府市産梅使用)。
販売場所は太宰府天満宮参道店舗(一部)、にしてつストア レガネット太宰府店ほか。
企画・販売は西日本鉄道株式会社、協力は福岡県立福岡農業高等学校、製造は株式会社友桝飲料(佐賀県小城市、友田諭社長)。
製造本数は約2万本。