【ニュース】 東急不動産、再生可能エネルギーの導入検討がすすむ埼玉県東松山市、秋田県能代市・男鹿市で地域共生プロジェクトを開始、施設名称を「TENOHA」に決定 埼玉県東松山市

2022.08.04
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)はこのほど、再生可能エネルギーの導入検討がすすむ地域で、それぞれの課題解決や活性化につなげていくことを目的とした地域共生プロジェクトを埼玉県東松山市・秋田県能代市・秋田県男鹿市で開始、その施設名称を「TENOHA(テノハ)」に決定した。

「TENOHA」は、「手のひら」と「葉」の造語。
施設を大きな木、新しいライフスタイルを沢山の葉とし、ものを創り出す手と手が、重なり合う葉のように広がり、新しい時代に向けて人やモノ・サービスが育っていく場所であることを表現したという。

現在、同社が開発を推進する「TENOHA 東松山」「TENOHA 能代」「TENOHA 男鹿」の3施設では、地域のパートナーと連携を図り、地域の資産・資源となっている既存施設を利活用(リノベーション)し、「人・モノ・サービスが育つ」場所を生み出すことを目指す。

「TENOHA 東松山」は、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を中心とした再生可能エネルギーの実証施設「リエネソーラーファーム東松山」内にある、既存飲食店を利活用した建物。
ソーラーファームの最先端技術の実証提示・見学説明機能や、ソーラーシェア下で栽培した作物がその場で味わえるカフェ兼コワーキングスペースを提供する。
開業は2022年秋の予定。

「TENOHA能代」と「TENOHA 男鹿」では、秋田を拠点とするパートナーの株式会社北都銀行・国立秋田工業高等専門学校鎌田研究室・工藤浩平建築設計事務所・株式会社See Visionsとの「産×官×学×金」連携体制で学校や駅前事務所等を利活用し、地域交流スペース・コワーキングスペース・シェアオフィス等を計画しているという。
2022年秋~冬に一部を開業し、2023年春に全体を開業する予定。