【ニュース】 高岡伝統産業青年会、伝統産業に携わる工場や工房を特別公開し、職人自らがガイドする工場見学・ものづくり体験バスツアーを9月25日に開催 富山県高岡市

2022.08.03
高岡市で400年以上続く伝統産業を引き継ぐ若手職人・問屋の団体「高岡伝統産業青年会」(富山県高岡市、羽田純会長)は、普段は見ることのできない伝統産業に携わる工場や工房を特別公開し、職人自らがまる1日ガイドする工場見学・ものづくり体験バスツアー「高岡クラフツーリズモ2022」を2022年9月25日に開催する。

同ツアーは、高岡のものづくりの特徴となっている分業制の流れやそれぞれの技術を、風鐸(ふうたく)、オリジナルトレイ、コースターを制作する3つのコースから選び、職人とともに製作する実演
・体験型ツアー。
各工房では、金属の溶ける熱気や土の焼ける匂い、素材を巧みに操る職人の技を間近で感じ、昼食には職人行きつけの店を訪れるなど、伝統産業のものづくりのリアルを体験することができるとしている。

08031100

「高岡クラフツーリズモ」は、高岡の伝統産業が息づく街や、職人の魅力を発信するため、11年前より開始したツアー。
1日をともに過ごす職人の人柄に触れながら、ものづくり体験が味わえる工場見学&ものづくり体験ツアーだとしている。

Aコース「邪気を祓おうMY風鐸づくりコース」では、こんなご時世だからこそ欲しい「邪気を祓うMY風鐸」を製作する。
Bコース「仕上げや工程で変わるオリジナルトレイコース」では、日本で10人ほどしかいないとされるケイス職人の鍛金と、金属の特性を利用して鮮やかな色を引き出す着色職人の技術を贅沢にあしらったメガネが置ける大きさのトレーを製作。
Cコース「銅物(どうぶつ)を付けよう!オリジナルコースターコース」では、小物品から国宝級の文化財の復刻品まで製作できる技術を持つ、ロストワックス鋳造の職人により作られた動物をあしらった立体感のあるコースターを製作するという。

「高岡クラフツーリズモ2022」の開催日時は2022年9月25日の
10時~17時30分。
開催場所は富山県高岡市内、北陸新幹線「新高岡」駅に集合し、バスで1日送迎する。
参加費は税込1万円。
定員はAコース(風鐸)8名、B(オリジナルトレイ)コース・C(コースター)コース各5名、応募多数の場合は抽選。
全コース製作体験したアイテムは持ち帰り可能(一部後日発送)。
申込は2022年​8月24日まで。
受付期間終了後にツアー参加者を決定し、第一希望と第二希望のコースとあわせて後日連絡、応募者多数の場合は抽選で決定する。
旅行代金の入金をもって旅行契約成立とする。
参加当日受付時、コロナワクチン3回目接種証明書または陰性証明がわかるものを要提示。