【ニュース】 フエゴインターナショナル、睦沢町の地域特産品「むつぼしいも」の生産時に発生する食品残渣を活用したジェラートを販売 千葉県睦沢町

2022.08.03
食用コオロギの養殖事業を手掛けるフエゴインターナショナル株式会社(千葉県睦沢町、村山敏弘代表)はこのほど、千葉県睦沢町の地域特産品となっている干しいも「むつぼしいも」の生産時に発生する食品残渣を活用したジェラート「-10℃ Mutsu Boshi Gelato(マイナスジュウドシームツボシジェラート)」の販売を開始した。

睦沢町等で栽培された甘みの強いさつまいも「紅はるか」は、天然ガスで蒸し上げることで一気に糖度が上がり、しっとりとした上品な味わいの「むつぼしいも」となる。
今回販売を開始した同商品は、「むつぼしいも」の生産時に発生する食品残渣を加工し、「むつぼしいも」の粒を混ぜ込んだもの。
最適な原材料配合比とオーバーラン(空気含有率)を追求し、風味豊かで濃厚な味わいを実現したという。

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商品の開発にあたっては、これまでに同社が培った食品ロスの調達ネットワークや食品加工技術を活用した。
食品ロス廃棄コストの削減、焼却時に生成されるCO2削減に貢献するほか、さらに地域に新たな特産品を生み出すことで、地域社会に最適なサイクルを生み出すことも可能になるとしている。

「むつぼしいも」は日本郵便株式会社(東京都千代田区、衣川和秀社長)睦沢郵便局(千葉県睦沢町、長谷川博一局長)と睦沢町が、地域の活性化、雇用創出などを目的とし、睦沢町の新たな特産品として開発したもの。

同商品は現在、道の駅「むつざわ つどいの郷」(千葉県睦沢町)、「ながら太陽ファーム」(千葉県長柄町)で販売を開始。
今後は、千葉県内の駅などで順次販売していくとともに、ふるさと納税の返礼品として全国に提供する予定だという。