【ニュース】 東急不動産、能代市・男鹿市で産官学金連携の地域共生プロジェクトに着手、既存施設をリノベーションし地域交流スペースを創出 秋田県能代市

2022.07.08
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)は、能代市・男鹿市で地域パートナーと協力し、再生可能エネルギー事業の導入を地域の街づくりに活かすための取り組みとして「地域共生プロジェクト」に着手する。

同社は同プロジェクトの推進にあたり、秋田エリアを拠点とするパートナー企業の株式会社北都銀行・国立秋田工業高等専門学校鎌田研究室・工藤浩平建築設計事務所・株式会社SeeVisionsと、連携に係る協定書を締結。
「産×官×学×金」連携体制で、既存施設を活用した「地域交流スペース・シェアオフィス・コワーキングスペース」等を創出、地域の暮らしや産業支援を行うという。

同プロジェクトのうち、能代プロジェクトは、旧常盤小・中学校を利活用するもの。
小中学校廃校後も、「東洋一の木都」とよばれた能代の木材を活用した「ぬくもりを感じさせる設え」で、一部を公民館・地域センター等として利用してきた。
同プロジェクトでは、地域交流スペース・シェアオフィス・コワーキングスペースを整備する。
所在地は秋田県能代市常盤字堂回90番地、事業手法は一部賃借、
2022年秋に一部を、2023年春に全体を開業する予定。

一方、男鹿プロジェクトは、約70年にわたり歴史を歩んできた秋田海陸運送株式会社の船川営業所を利活用するもの。
男鹿駅周辺では近年、JR「男鹿」駅のリニューアル、道の駅「オガーレ」の開業、駅前広場「男鹿アイランドパーク・ハブアゴー」の開業等、男鹿エリアの玄関口として賑わいが期待されているという。
同プロジェクトでは、歴史ある建物の上質感・雰囲気を残しつつ、地域に開かれた施設を計画、地域交流スペース・シェアオフィスを整備する。
所在地は秋田県男鹿市船川港船川新浜町47、事業手法は一棟賃借、2022年秋に一部を、2023年春に全体を開業する予定。