2022.07.05
日鉄興和不動産株式会社（東京都港区、今泉泰彦社長）は、新規事業として、訪日外国人や国内ファミリー、グループ旅行など長期・多人数での宿泊ニーズをとらえたレジデンシャルホテルの開発・運営事業に参入、ブランド名「& Here（アンドヒア）」シリーズの展開を開始する。

第1号ホテルとなる「（仮称）＆Here 上野（アンドヒア上野）」（東京都台東区）は2024年1月に開業予定。
なお同社では、今後開発するホテルの運営を担う、同社100％出資子会社「NSKRE ホスピタリティ株式会社」（東京都港区、大谷宗徳代表）を2022年7月1日に設立している。

「& Here」では、客室のうち、7割程度を多人数客室（トリプル以上）とする。
ベッド以外でくつろげる場所としてソファスペースや和室などを設計、グループがくつろげる工夫を施すほか、客室内にミニキッチン・冷蔵庫・電子レンジ・ダイニングテーブルなども設置、共用部分にはランドリースペースを計画するなど、長期滞在にも対応する。

第1号ホテル「（仮称）＆Here 上野」の所在地は東京都台東区上野2丁目11-18、交通はJR各線「上野」駅より徒歩7分、東京メトロ千代田線「湯島」駅より徒歩2分。
客室数は145室（予定）。
竣工時期は2023年11月（予定）、開業時期は2024年1月（予定）。
1階には、ホテルラウンジとカフェスペースに加え、仕事や勉強も可能なコワーキングスペース（個室ブースのワーキングスペース）を計画。

今後は、同ホテル開業に続き、東京で1件、大阪で1件の用地を取得済みだという。