【ニュース】 チカクなど、セコムの見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」を活用し、独居高齢者の外出促進と家族の自助意識強化の実証実験を8月中旬より開始 兵庫県たつの市

2022.06.22
株式会社チカク(東京都渋谷区、梶原健司代表)・たつの市(山本実市長)・セコム株式会社(東京都渋谷区、尾関一郎社長)の3者は、セコムの見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」を活用し、独居高齢者の外出促進と家族の自助意識強化の実証実験を2022年8月中旬より開始する。

同実証実験は、昨年に実施した「たつの市 高齢者ゆるやかな見守り支援事業」の第2期となるもの。
第1期実証実験では、「まごチャンネルwith SECOM」を活用した家族や自治体等からの呼びかけが、新型コロナウィルスにより発生した「新しい孤独・孤立」の解消に向けた「外出促進によるフレイル予防」「離れた家族による自助の強化」に有用性があることを確認したという。

「まごチャンネル with SECOM」は、セコムとチカクが協働して開発した「たのしい、みまもり。」がコンセプトの高齢者向け見守りサービス。
チカクの「まごチャンネル」を通じ、家族がスマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビで楽しむことができ、家族側では「まごチャンネル」本体に接続したセコムの環境センサーからの情報をもとに「みまもりアンテナ」アプリを使用し、離れて暮らす実家の高齢者の起床や就寝、室内の温湿度の確認や熱中症危険度の通知を受け取ることが可能だという。

今回の第2期では、実証実験に参加する10世帯を募集する。
今回は、主に独居高齢者を対象に自宅に「まごチャンネル with
SECOM」を設置し、家族から動画や写真を送ることによる家族間のコミュニケーションを図り、環境センサーからの情報による自助意識の強化を目指す。
また、高齢者宅の「まごチャンネル with SECOM」に同市やセコムから外出の促進や熱中症予防を促す動画をチカクのシステムを活用して配信。
外出の促進用動画の配信では、感染症予防を考慮した場所や時期を案内するとしている。