【ニュース】 センターポイント・ディベロップメントなど、名古屋市中心部から10km圏内のマルチテナント型物流施設「CPD名古屋みなと」を竣工 愛知県名古屋市
2022.06.14
株式会社センターポイント・ディベロップメント(東京都千代田区、吉川陽介代表)・三菱HCキャピタル株式会社(東京都千代田区、柳井隆博社長)・JR西日本不動産開発株式会社(大阪市北区、國廣敏彦社長)は、3社が共同出資する名古屋みなとロジスティクス特定目的会社を建築主とする物流施設「CPD名古屋みなと」(名古屋市港区)を2022年5月31日に竣工した。
同施設は、延床面積約2万3,000㎡のマルチテナント型物流施設。
名古屋市中心部から10km圏内に位置し、名古屋圏内への配送拠点に適しているほか、中部圏だけでなく東日本・西日本向けの広域配送拠点としても利便性の高い立地だという。
加えて、名古屋駅に繋がるあおなみ線「稲永」駅より徒歩約4分と通勤利便性も高く、周辺には豊富な労働人口を抱える住宅エリアが広がることから、雇用確保にも優位性があるとしている。
同施設の建物は地上4階建で、1フロア約1,700坪(賃貸区画)を有し、約2,200坪(賃貸区画)から分割利用が可能。
1階には現場対応用の荷受事務所を設置、庫内には荷物用エレベーターを3基、垂直搬送機を3基設置することで、多様な荷物への対応を可能としている。
また、外壁に断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用したほか、全館でLED照明や昼光利用センサーを備えるなど省エネ対策を実施。
さらに、制震ブレースを採用した揺れに強い構造、非常用発電機の設置に加え、浸水対策として受変電設備を2階のバルコニーに設けるなど、入居企業のBCP(事業継続計画)にも貢献するという。
「CPD名古屋みなと」の所在地は名古屋市港区十一屋1丁目16番1
、交通はあおなみ線「稲永」駅より徒歩約4分、国道23号名四バイパス「寛政」ICまでは約1km、伊勢湾岸自動車道「名港中央」ICまでは約6km、名古屋第二環状自動車道「飛鳥北」ICまでは約
6km。
敷地面積は1万1,600.31㎡、延床面積は2万3,700.77㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、4階建。