【ニュース】 六甲高山植物園、高原に夏を呼ぶ約1,000株の「ニッコウキスゲ」が見頃に 兵庫県神戸市

2022.06.02
六甲山観光株式会社(神戸市灘区、寺西公彦社長)が六甲山上で運営する六甲高山植物園(神戸市灘区)は、高原に夏を呼ぶ花「ニッコウキスゲ」が見頃を迎えている。

ニッコウキスゲは、関西地域以西に自生地は無いため、同園で約
1,000株のニッコウキスゲが自然に近い状態で咲く様子は貴重な光景だという。
ここ1週間、夏のような陽気が続いたことから一気に開花が進み、見頃となった。

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北海道と本州(中部以北)の亜高山帯で湿り気がある草原に生える多年草のニッコウキスゲは、尾瀬や霧ヶ峰の群落が有名で、高さは40~70cmになる。
花は一日花で、朝開いて夕方には閉じてしまうが、1本の茎にたくさんの蕾をつけ、それが次から次へと咲くため、全体としては長い間楽しむ事ができるという。

同園に咲くニッコウキスゲは、亜高山帯型の1,000株が見頃を迎え、6月中旬頃まで楽しめる見込み。
その後も高原型の2,000株が6月下旬頃より咲き始め、7月下旬まで咲き誇るという。

六甲高山植物園の所在地は神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150。
開園期間は11月23日まで、休園日は6月23日・30日、7月7日・
14日。
開園時間は10時~17時(16時30分受付終了)。
入園料は大人(中学生以上)700円、小人(4歳~小学生)350円。