【ニュース】 住友不動産、裾野市と「森づくり」に関する包括連携協定を締結、同社保有林を活用した持続可能な「林業」と「森林再生」モデルを発信 静岡県裾野市
2022.06.01
住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)は5月30日、裾野市(村田悠市長)と、同社が裾野市茶畑地先に保有する森林を中心とした「森づくり」に関する包括連携協定を締結した。
同協定は、同市と同社が相互に連携し、企業保有林を中心とした「森づくり」により、同市内での持続的・広域的な森林整備と、それに伴う整備対象地域周辺部一帯森林の多面的機能の増進を図ることを目的としたもの。
同社は同連携協定により、同社が保有する森林(約185ha)で、木材生産や造林・間伐や天然林保全活動など、持続可能な森林経営を地元企業とともに実践。
主伐再造林によって伐採された森林資源は、同社ハウジング事業等で活用する予定としている。
また、保有林全体の約9割を占める手付かずの天然林は、水源涵養や生物多様性、土砂災害防止、CO2吸収など、地域に欠かせない多様な価値を有していることから、同社は同連携協定のもと策定された森林経営計画に基づき、持続可能な森づくりを行うことで、地域に貢献するという。