【ニュース】 SHAKOTAN GOなど、「岬の湯しゃこたん」事業の連携で覚書を締結、道内外企業6社が連携し、積丹・後志エリア活性化を目指す 北海道積丹町
2022.06.01
株式会社 SHAKOTAN GO(北海道積丹町、五十嵐慎一郎社長)、株式会社北海道新聞社(札幌市中央区、宮口宏夫社長)、北海道中央バス株式会社(北海道小樽市、二階堂恭仁社長)、北海道コカ・コーラボトリング株式会社(佐々木康行社長)・株式会社エーエルシー(札幌市西区、川森晃代表)・三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)の6社はこのほど、積丹町内の温泉施設「岬の湯しゃこたん」事業に関する連携についての覚書を締結した。
「岬の湯しゃこたん」を運営するSHAKOTAN GOを中心に6社が連携し、同施設の発展だけでなく、同町や後志地域の観光の活性化、SDGsの理念に沿った持続可能な地域の創造等、次世代に繋がる事業を協力し推進するという。
同施設は、平成14年の開館以来、積丹半島の突端で海と夕日を見渡す露天風呂を構えた町営施設として、多くの観光客・地元客に愛されてきた。
2022年1月31日で町営としての営業を休止、4月1日に積丹町から有償でSHAKOTAN GOが施設の譲渡を受け、4月29日より新体制で営業を行っている。
本格的な観光シーズンに入る6月には、積丹ならではの春夏秋冬の味覚を楽しめる飲食コーナーを施設内にオープンするという。
SHAKOTAN GOは、長年親しまれてきた同施設を町から譲り受けるのに当たり、温泉施設の運営を主な事業としながら後志エリアの活性化に寄与するため、近隣を含む地元自治体や他の企業と連携し、他地域からも多くのファンを呼び込めるような、地域資源を生かしたさまざまな事業を行っていくとのビジョンを掲げている。
趣旨に賛同した北海道新聞社、北海道中央バス、北海道コカ・コーラボトリング、エーエルシーの4社がSHAKOTAN GOへ出資を行い、三菱地所は同町への企業版ふるさと納税を活用した寄附を行ったという。
なお、温泉施設については、今年冬のオフシーズンに飲食やサウナなどの館内設備の魅力化を図り、来春には、新生「岬の湯しゃこたん」としてリニューアルオープンする予定。