【ニュース】 上越名家ネットワーク、上越市内の歴史的旧家4邸を5月14日・15日に一斉公開、秋の公開で好評だった物販・マルシェも実施 新潟県上越市

2022.05.11
特定非営利活動法人上越名家ネットワーク(新潟県上越市、瀧本宜弘会長)は、上越市内の歴史的旧家4邸(白田邸・瀧本邸・林富永邸・保阪邸)が上越地域の貴重な文化財であることを多く人に理解してもらい、各邸の魅力を味わってもらうため、上越名家一斉公開を2022年5月14日・15日に開催する。
当日は、前回、秋の公開で好評だった物販・マルシェも実施するという。

4邸のうち、白田邸には、明治天皇御小休座敷「玉座の間」が移築されており、豪華な襖絵や欄間も見もの。
また当日は、上越で400年の歴史を持つ老舗和菓子店「大杉屋惣兵衛」が出展販売を実施、家伝の水飴に寒天を加え、四角いゼリー状に固めた銘菓「翁飴」などを販売する。

瀧本邸では、象徴となっている主屋の玄関の奥に進むと、宮大工による総檜の書院造の離れ(懐徳亭)や上越市を代表する池泉回遊式庭園を観賞可能。
当日営業するマルシェでは、ご当地ラーメンやベーカリー、スイーツ、コーヒー、雑貨やアパレルなど、上越を代表する店が集合する。

林富永邸は、1883年に建てられ、築130年を超える邸宅は今も住居として使われている珍しい文化財。
当日営業する「カフェハヤシ」では、地元で採れた野菜や米、酒蔵フェイスマスク「美守」などを販売する。

保阪邸は、豪農の邸宅で、内部には繊細な装飾が数多く施されており、美術品収集家でもあった保阪家の持ち物は魅力的で珍しい物が多くあるという。
当日は蔵でフリーマーケットを開催する。

上越名家一斉公開の開催日時は2022年5月14日・15日の10時~
16時。
入場料は維持協力金として各邸500円(高校生以下は無料)。
所在地は白田邸が新潟県上越市頸城区森本703、瀧本邸が新潟県上越市頸城区百間町711、林富永邸が新潟県上越市三和区神田
2245、保阪邸が新潟県上越市戸野目488。