【ニュース】 近商ストア・社会福祉業議会・泉大津市が連携協定、移動スーパー「とくし丸」が公園等の公共施設敷地で販売可能に 大阪府泉大津市

2022.03.30
株式会社近商ストア(大阪府松原市、上田尚義社長)・社会福祉法人泉大津市社会福祉協議会(大阪府泉大津市、高寺壽会長)・泉大津市(南出賢一市長)の3者は3月29日、「高齢者等への買い物支援及び見守り支援の連携協力に関する協定」を締結した。

今回の三者連携により、近商ストアが展開する移動スーパー「とくし丸」は、公園等の公共施設敷地を使用した販売が可能となる。
市内の高齢者等の買い物利便性向上を図るとともに、移動販売時での市民への声掛けや緊急事態等が生じた際の3者間の連絡体制が構築されることで、見守りネットワークの強化に繋げたいという。

近商ストアは、大阪・奈良・京都で37店のスーパーマーケットを経営する近鉄グループの会社。
株式会社とくし丸(徳島県徳島市、新宮歩社長)と提携し、2018年4月に奈良県生駒市で移動スーパー「とくし丸」の運行を開始、現在は泉大津市(2021年10月6日開始)・堺市・奈良市などで20台(2022年2月末)を展開している。

今回の同協定締結により、「とくし丸」は移動販売時、顧客への声掛けや地域の見守りを行い、異変や緊急事態があったときは、速やかに同社会福祉協議会や同市との連携が取れる地域の見守りネットワークを構築、生活に課題を抱える市民の把握に繋げるという。