【ニュース】 富士急行、鉄道「富士急行線」を新会社「富士山麓電気鉄道株式会社」として分社、4月1日より運転を開始 山梨県富士河口湖町
2022.03.24
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)は、「大月」駅(山梨県大月市)から「河口湖」駅(山梨県富士河口湖町)までの26.6kmの区間を走行する鉄道「富士急行線」を2022年4月1日付で分社化、1926年の創立当時の社名を復活させた新会社「富士山麓電気鉄道株式会社」(山梨県富士河口湖町、上原厚社長)での運転を開始する。
富士急行線では、富士山麓電気鉄道の新たな出発を記念し、様々なイベントやキャンペーンを開催。
2022年3月31日の夜間に実施する富士急行としての最終列車と、富士山麓電気鉄道としての始発列車に乗車する日付跨ぎの特別ツアー「富士急行→富士山麓電鉄ミッドナイトツアー」を目玉イベントとして実施するという。
同ツアーでは、鉄道イラストレーター「始発ちゃん」がゲストとして登場、新社名へと変わる瞬間に立ち会うことが出来る、一度限りのプレミアムイベントに参加可能。
また、4月1日当日は、人々から寄せられた富士山麓電気鉄道創業当時の写真や、富士急行線の思い出エピソード、沿線風景を車内に飾り付けた記念車両「思い出ギャラリートレイン」の運行開始を、沿線自治体のマスコットキャラクターたちと共に祝う出発式を行う。
さらに、4月1日~3日の期間は、沿線地域の小学生にもっと電車の魅力に触れてもらいたいという想いから、富士急行線全線が1日乗り放題となる「子ども電車無料デー」や、対象駅を巡り駅員から乗車券にハサミを入れてもらうとオリジナルグッズが当たる抽選会に参加可能な「ハサミ入れラリー」を開催するほか、地元富士吉田が誇る特産品「ふじやま織」に触れるワークショップ、「切り布モザイクアート」制作イベント、作業用車撮影会や廃品オークションなど、大人から子どもまで幅広く楽しめる企画を多数実施するとしている。