2022.03.22
株式会社マクニカ（横浜市港北区、原一将社長）・三重交通株式会社（三重県津市、竹谷賢一社長）・三岐鉄道株式会社（三重県四日市市、渡邉一陽社長）・芙蓉総合リース株式会社（東京都千代田区、辻田泰徳社長）の4社は、四日市市で自動運転バスを活用した「まちなかの次世代モビリティ実証実験 2nd」（実施期間：2022年3月19日～21日）に参加した。

同取り組みは、四日市市・交通事業者・経済団体等の関係者で構成する「自動運転導入検討会議」が実施する実証実験に協力するもの。
近鉄四日市駅とJR四日市駅間の中央通りで自動運転バスを走行させ、自動運転技術等新たな交通手段の実装に向けた課題を探るという。

期間中は、中央通りで、ハンドル・アクセル・ブレーキのない自動運転バス「ARMA（アルマ、フランスNAVYA社製）」を運行。
遠隔監視や様々なモビリティの群管理も試行的に実施し、将来的なMaaS事業創出に向けた検証を実施した。

マクニカは、これまでの自動運転移動サービスに係る実証実験運営等の実績を生かし、中央通りを周遊する自動運転バスの運行と、それに必要な自動運転走行に必要なデータ取得・セットアップ、技術的資料・取得データを提供。
芙蓉リースは、マクニカと芙蓉リースグループの業務提携による「自動運転実証実験支援サービスプログラム」により自動運転バスを提供、三重交通と三岐鉄道は自動運転車両内で運行中の車内外での安全を確保するための「保安員」を提供した。

実証実験の実施日は2022年3月19日～21日。
実施時間は10時～16時（1日12便）。
走行ルートは「JR四日市駅前ロータリー」と「近鉄四日市駅前ロータリー」を往復する周回ルート（片道約1.1km）。