【ニュース】 東急不動産など、ススキノラフィラ跡地開発計画の施設コンセプトを「札幌の街に『あそびば』を〜昼も眠らない街ススキノへ〜」に決定、4月8日・9日に出店者募集説明会を開催 北海道札幌市

2022.03.18
東急不動産株式会社(東京都渋⾕区、岡⽥正志社長)・株式会社竹中工務店(大阪市中央区、佐々⽊正⼈社長)・株式会社イトーヨーカ堂(東京都千代⽥区、山本哲也社長)・株式会社アインファーマシーズ(札幌市白石区、大⽯美也社長)・株式会社キタデン(札幌市中央区、伏⽊進代表)の5社はこのほど、ススキノラフィラ跡地(札幌市中央区)で推進中の「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」で、施設コンセプトを「札幌の街に『あそびば』を〜昼も眠らない街ススキノへ〜」に決定した。

施設コンセプトに基づき、複合商業ゾーンのテナント募集を開始、2022年4月8日・9日に出店者募集説明会を開催する。
すすきのへの来街者層と来街時間を拡大し、すすきのの夜のにぎわいに加え、昼のにぎわい創出に寄与するという。

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「すすきの」は、札幌市民にとって身近な場所であると同時に、知名度の高い観光地。
これを踏まえ、施設のメインターゲットは「札幌に生活圏を置く人々」とし、札幌市民に日常的に利用される施設となり、地元の人々が集まる場として認知を図ることで、札幌を訪れる観光客も遊びに来たくなる施設を目指すとしている。

施設計画では、地下2階のスーパーマーケットと地下1階のマルシェで、北海道産の良質な食材をはじめとする幅広い品揃えにより、札幌市民や近隣飲食店の日常ニーズに対応。
1階はコスメ&ドラッグストアや施設の顔となる路面飲食店、2階は体験価値を重視した物販・サービス店舗で構成する。
3階と5階は、「すすきの」には希少な飲食店の集積の形態として、フードホールや横丁を導入。
また、吹き抜け空間を有したメゾネット区画では、エンターテイメントシーンの提供も予定しているという。
5階~7階はシネマコンプレックス、7階~18階はホテルで構成する。

また、建物が閉鎖的にならないよう、上層部と低層部にアクセントとして取り入れたガラスカーテンウォールと、すすきの交差点に向けて開かれた、イベントも開催できる緑あふれる屋内外広場により、様々なコンテンツで生み出されたにぎわいを、施設内にとどめず街中にも広げていくとしている。

「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」の所在地は札幌市中央区南4条西4丁目1番1(地番)。
敷地面積は約5,157㎡、延床面積は約5万3,378㎡。
階数は地上18階・地下2階。
竣工・開業は2023年秋(予定)。