【ニュース】 秩父市など、37年前に開業した「秩父地場産センター物産館」を、秩父の地域文化を時代に合わせて発信する店舗「じばさん商店」として3月24日にリニューアルオープン 埼玉県秩父市
2022.03.14
秩父市(北堀篤市長)は、国の地方創生推進交付金を活用し、37年前に開業した地場産センター1階の物産館(埼玉県秩父市)を「じばさん商店」に改名、2022年3月24日にリニューアルオープンする。
同市では、一般社団法人秩父地域おもてなし観光公社(埼玉県秩父市、北堀篤会長)、一般財団法人秩父地域地場産業振興センター(埼玉県秩父市、北堀篤理事長)と連携し、地域商社機能の拡張事業に取り組んでおり、今回のリニューアルもその一環。
開店から37年が経過する同物産館は、施設の老朽化、顧客ニーズとのギャップ、新型コロナウィルス等の影響により売上が減少していた。
今回のリニューアルでは、付加価値の高い商品・サービスで消費額をアップさせ、中心市街地の賑わい創出に取り組むなど、地域商社の機能を拡張、雇用創出を目指す。
店舗設計・施工・各種デザインを全て地域の手で行い、秩父地域のいま・むかしの文化が融合した空間を演出する。
「じばさん商店」のコンセプトは「秩父の地域文化を時代に合わせて発信する商店」。
野菜コーナーでは、地元の新鮮な野菜や果物に加え、「じばベジ」として普段市場に出ない規格外の野菜を商品として販売、フードロス削減など地域農家の課題解決に取り組む。
観光土産だけではなく、日々の生活に秩父を取り入れたい人、秩父らしいものを贈りたい人、さまざまな用途での利用に期待する。
メインブースの「ショッピングエリア」では、「ちちぶ餅」や「秩父自慢」等のお菓子、豚肉の味噌漬、そばや味噌など定番の特産品や、少し珍しい新商品、秩父作家の工芸品や秩父銘仙など種類豊富に取り揃える。
「売店エリア」では、地元農家の野菜「じばベジ」や地域で愛され続ける総菜・弁当、おやつタイム用のおまんじゅうやクッキーなど、秩父に暮らす人々に寄り添う。
パンは曜日によって出店店舗が異なり、秩父の美味しい様々なパン屋さんに出会えるとする。
「コミュニティスペース」ではWi-Fiを完備。
フードコートで提供するおにぎり・丼もの・そば等を食べられる休憩スペースとして開放、ストリートピアノとともに、憩いの場として地域住民に利用してもらいたいという。
「じばさん商店」の所在地は埼玉県秩父市宮側町1-7地場産センタービル1階、交通は秩父鉄道「秩父」駅改札より直ぐ、西武秩父線「西武秩父」駅より徒歩約15分。
営業時間は10時~19時(一部フードコートは11時~21時・不定休)、定休日は年末3日間。