【ニュース】 大東建託、水害対策に特化した防災配慮型賃貸住宅「niimo」を3月11日より販売、水害時にも自宅での生活継続可能性を向上 東京都港区
2022.03.10
大東建託株式会社(東京都港区、小林克満社長)は、水害対策に特化した防災配慮型賃貸住宅「niimo(ニーモ)」の販売を2022年3月11日より開始する。
同商品では、1階は浸水した場合でも早期復旧が比較的容易な打ち放しコンクリート仕上げのRC造(鉄筋コンクリート造)で保護塗装を施工し、屋根付き駐車場やアネックス(離れ)を配置。
浸水の可能性が極めて低い2階・3階を木造2×4工法とし、居住空間を集約、被災直後や復旧作業時でも入居者が避難や退去をせず、自宅での生活を継続できる設計とすることで、賃貸事業の継続性を向上させるという。
また、階段室は3層にわたり吹き抜けとし、重力換気により、風が通り抜ける空間を設けることで、水害時に湿気を帯びた建物を早期に乾燥させることが可能な設計とした。
さらに、1階のコンセントを天井付近の高い位置に、エアコンの室外機は2階以上に設置するなど、水害時の水没による破損を回避できるような配慮も取り入れたという。
なお同商品は、大東建託グループの防災プロジェクト「防災と暮らし研究室(ぼ・く・ラボ)」による取り組みの一環。
日常時の暮らしが非常時の備えにもなる「フェーズフリー」な賃貸住宅として開発、初年度は50棟の販売を目標としている。
「niimo(ニーモ)」の構造は1階がRC造、2階・3階が木造2×4工法。
住戸間取りは2LDK+アネックス。
専有面積は81.75㎡。
販売開始日は2022年3月11日。
販売地域は全国(北海道、多雪寒冷地域、沖縄県を除く)。