【ニュース】 奈良市、3月10日にオープンするワーケーション施設を拠点に新たな社会モデル建築のプロジェクトを始動 奈良県奈良市

2022.02.25
奈良市(仲川げん市長)は、2022年3月10日にオープンするワーケーション施設「(仮称)月ヶ瀬ワーケーションルーム」(奈良県奈良市)を拠点に、民間企業・NPO等をパートナーに迎え、地域住民や地域の多様な組織・団体の主体的な支え合いのもとで課題解決を図ろうとする新たな社会モデル建築のプロジェクト「Local
Coop月ヶ瀬」を始動する。

プロジェクトメンバーは、​奈良市・地域プロジェクトマネージャー/地域おこし協力隊、一般社団法人Next Commons Lab(ネクスト・コモンズ・ラボ、東京都渋谷区、林篤志代表理事)、
Sustainable Innovation Lab(サステナブル ・イノヴェイション・ラボ、東京都渋谷区、林篤志・白井智子共同代表)、日本郵政株式会社(東京都千代田区、増田寛也社長)。

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同市が目指す「新しい社会の仕組み」では、観光地としてのポテンシャルを持った月ヶ瀬地域にある旧月ヶ瀬学校給食センターをワーケーション施設として活用し、市内シェアオフィスの取り組みとも連携しながら、新たな観光需要の創出を図りつつ、ワーケーション施設を拠点とした東部地域の関係人口の拡大に繋げるとともに、地域住民が気軽に集まることができるコミュニティ形成の場を創出。
地域住民が様々な課題を持ち込み、ワーケーションに来訪した地域外の人材や企業と結びつけ、地域課題解決に資するイノベーションを生み出す仕組みを創ることで、持続可能な地域社会の構築を図るとしている。

「(仮称)月ヶ瀬ワーケーションルーム(旧奈良市月ヶ瀬学校給食センター、令和元年度廃止)」の所在地は奈良県奈良市月ヶ瀬尾山2350-1。
敷地面積は6,974㎡(運動場を含む)、延床面積は466.3㎡。
施設改修費用は2,704万9,000円(税込、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用)。
運営は一般社団法人Next Commons Lab(ネクスト・コモンズ・ラボ)。