【ニュース】 関西エアポートと南海バス、関西国際空港で水素を燃料として走行する燃料電池バスを3月16日より導入 大阪府泉佐野市
2022.02.17
関西エアポート株式会社(大阪府泉佐野市、山谷佳之社長)と南海バス株式会社(堺市堺区、藤原隆社長)は、関西国際空港(大阪府泉佐野市)で水素を燃料として走行する燃料電池バスを2022年3月16日より導入する。
同事業は、大阪府の令和3年度燃料電池バス導入促進事業費補助金の交付と、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ5社からの寄付を受け、南海バスが関西国際空港内で燃料電池バスを運行するもの。
関西エアポートでは、これまでも関西国際空港で水素利活用に向けた取り組みを推進しており、同事業でも一部費用を負担している。
燃料電池バスは、水素と空気中の酸素の化学反応によって発生する電気でモーターを駆動させ、走行するバス。
走行時にCO2や環境負荷物質を排出しないとしている。
2025年に開催される大阪・関西万博に向け、次世代エネルギーとして水素の利活用が期待されている中、大阪府内での燃料電池バスの導入は初となる。
運行開始予定は2022年3月16日。
運行路線は関西国際空港内「第1ターミナルビル~展望ホール」間他。