【ニュース】 コアキナイ研究所、築60年超の空き家を改修し、タイムシェア型ワーケーションハウス「Beachside Base Sotoura」を2022年4月に開業 静岡県下田市

2022.02.17
静岡県内を中心に空き家を活用した関係人口創出事業を手掛ける合同会社コアキナイ研究所(静岡県下田市、森田陸代表)は、下田市外浦海岸から徒歩20秒に立地する築60年超の空き家を改修し、タイムシェア型ワーケーションハウス「Beachside Base Sotoura(ビーチサイドベイス外浦)」を2022年4月に開業する。
開業に先立ち、モニター会員の募集を開始した。

同施設では、リノベーションした一軒家を約30名のメンバーが区分に応じた日数でタイムシェアできる仕組みを構築。
主にワーケーション目的の人にターゲットを絞っている。
また、メンバーによる利用がない日には、一般の人によるスペースレンタルも可能だという。

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同施設が想定しているニーズは、家族連れで一棟貸切利用でき、大人も子供も楽しめる施設が欲しいといった「ファミリーワーケーションニーズ」、夏場だけ人出の多い観光地で温泉なども楽しみながら期間限定出店してみたいという「飲食店のワーケーションニーズ」、自分の好きな地域に深く入り込み、その地でプロジェクトに参画し仕事を創っていきたいという「第二のふるさとニーズ」など。
これらのニーズに対応するだけでなく、空き家問題や観光業の繁閑ギャップ、関係人口創出などの社会的課題にも対応した仕組づくりを考え、同サービスを構築したとしている。

同施設の「タイムシェアメンバー(一口畳主)」は、一般的なシェアハウスが複数人で空間をシェアするのに対し、施設を時間でシェアするサービス。
会員区分に応じたポイントが付与され、日ごとに定められたポイントを消化することで施設を利用可能としている。
また、カーシェアやSUP、街中の駐車場など付帯設備も利用可能で、追加料金で宿泊利用も可能。
一方、「スポット利用」では、タイムシェアメンバーの利用が無い繁忙期以外に限り、事前予約することで同施設を一棟貸切で利用することが可能だという。
なお、利用に関しては、電子キーやIoTを活用し、基本的にすべて非接触で行うとしている。

「Beachside Base Sotoura(ビーチサイドベイス外浦)」の所在地は静岡県下田市柿崎798、交通は伊豆急行線「伊豆急下田」駅よりバスと徒歩で15分程度。
設備は4室12席のワークスペース、Wi-Fi、自転車、駐車場等。
営業時間は9時~18時(シェアメンバーは24時間利用可)。
利用定員は10名。